泣きながら上司と対決した②
こんにちは。
『君がいた丘』のミクニです。
泣きながら上司と対決した①の続きとなります。
第二ラウンドの戦いを思い出してたんですけど、辛かった記憶を思い出して説明して、結構泣いていたんですよね。
23歳の女子が大泣いていたら相当同様すると思いますが、上司が顔色一つ変えなかったので、奴は相当な修羅場を踏んできた強者だと思います。
第三ラウンド
第三ラウンドは上司の仕事観の話から始まりました。
心が死んでたのでちゃんと聞いてなかったんですけど、要約すると、
- 自分は仕事に楽しさを求めていない。楽しいとか辛かったとかはその仕事が終わってから感じるものだと思う。
- 会社から楽しさを与えることはできない。楽しさとかは自分で感じるもの。
- 仕事をするのは生きるため、自分はそれは当たり前のことだと思っている。
- 何かをやり遂げられないというのは、諦めていること。諦めなければなんだって最後までできると思っている。
- 我々はお金をもらって仕事をしている。だから決められたスケジュール内にいい品質のものを提供するのがビジネスとして当たり前だ。
とかなんとか言われたような気がします、心が死んでるんで私はうなずきマシーンと化してました。
今、冷静に上司からのありがたいお言葉を見直すと、理解はできる、だが受け入れたくない気持ちが沸いてきます。
そう、もうこの会社で働く気がないから。
仕事観について一通り熱弁されたんですが、これは以前私が、
「仕事が何も楽しいと思えないからうつになった」
「こんなに納期やスケジュール、お客さんとの関係がピリピリしているビジネスの世界が嫌だ。自分にはIT業界が合わないように思える」
と上司に説明したからです。
とりあえず反撃として、
私 「諦めているから会社を辞めたいわけではありません。この職場の環境が自分に合わないんでうつの再発を防ぐため、退職したいのです」
と言ってみたものの
上司「わかる、わかるよ。◎׆◆※・・・・」
スルーされました。ここから段々と上司が敵に思えてきました。
第四ラウンド
敵 「どんな職場だったら働きたいと思う?できるだけ、ミクニさんの負担を減らせるように努力する」
敵はついに、私の引きとめにかかってきました。
どんな職場だったら働きたいと思う、だと・・・?
私は働きたくないんだ!!!!!
傷病手当金をもらえる期間、目一杯休んでいたいんだ!!!!!
時間だとかビジネスだとか考えず、この傷病手当金をもらえる期間をチャンスだと考えて、やりたいことをやっていきたいんだ!!!!
上記の様な本音を言える度胸はありませんでした。
第二ラウンドくらいで結局は、現場で他社の人に質問をしに行くのがつらかったり、当時の上司との報連相が上手くいかないなど、コミュニケーションが上手くできなくて仕事がつらいという結論が出ていました。
言葉に詰まる私に敵はこんな提案をします。
敵 「コミュニケーションがあまりない環境で事務とかどう?作ろうと思えばそういう環境作れるし」
違うんだよ!!!
もうこの会社で働きたくないんだよ!!
別のことに挑戦してみたいんだよ!!
またしても本音を言えず私は曖昧な返事をしてしまい、今週再び戦いをする羽目になってしまいました。無念。
一人反省会
敵との戦闘後、私は自宅近所の神社のベンチで今日の戦歴を振り返っていました。
第四ラウンドで畳みかけられた敵の言葉が私の胸を刺します。
敵 「傷病手当金をもらえる期間って空白ができるわけじゃない。その期間があると今後の再就職に不利だと思うよ」
敵 「時短勤務もコミュニケーションも配慮してくれる、うちみたいな会社なんてそうそうないよ」
グサグサグサ
そうですよね・・・・社会とか会社とかビジネスってそんなもんですよね。
生きるために金が要る、金のために働く・・・・
こんな社会システムになんで生きているんだろう・・・・
私は一瞬、復職してしまおうかと心が揺らいでいました。
しかし、ふと前回書いた記事の内容を思い出します。
来世のために、今世は楽しいと思える場所で人のためになる仕事をしよう。
これが今の私における人生の軸です。
揺いではいけない。
上司と対決した2日間は寝込んでいましたが、何とか復活リボーン。
対決の反省点として何故自分が会社を辞めたいのか、自分でも整理できていなかったので以下にまとめてみました。
①やりたいことがある。それを傷病手当受給期間に準備&取り掛かりたい。
実は私、小さいころからずっと画家になりたかったのです。
画家って儲かる仕事じゃないし、私には飛びぬけたセンスも画家になるために努力するエネルギーもないと思い込んで、就職に有利な工業系の大学を選び、就職をし、安定な道を進んでしまいました。
その結果、安定とは程遠い病の中にいます。
人生長くて80年、いつ終わるか分からない命。
やりたいことに打ち込めるのは今がチャンスでは?
そう自分に問いかけたら、今の会社に固執する必要はないと思えてきました。
②合わない環境で働くことができないことを知った。
どんな環境でもプラスに考えれば乗り切れる。
パワー系社畜思考だった私はこの考えがどれだけ間違っているか完全に理解しました。
今回の一連で私はどんなに楽な仕事をしていても、合わない環境で働いていたら心が病んでしまう人間だったと分かりました。
だったら、自分がやりたいんだ!と思えることに真剣に打ち込みたいし挑戦してみたい。
その過程として、今回は職場環境が合わなかっただから退職し、次のステップに進みたい。
だから退職したい。
③もう会社と私の関係がごちゃごちゃでスッキリ忘れて新しい環境で生活したい。
前回の記事で時系列に沿って私の心の過程を表にしていましたが、図にするとこんな感じです。
もうごちゃごちゃ。
これでいて今の会社に勤めていけるメンタルは持ち合わせてないんです。
退職したい。
記事の最後に
完全にイキってあれこれ書いてますが、実際に上司と対面すると上手く伝えられないのが現状です。切ない。
今週にある再戦がラストバトルになりそうなので、ここぞとばかりに休職中に手に入れたイキりパワーを発揮していきたいと思います。
人生斜め上から見るくらいがちょうどよい。
以上、泣きながら上司と対決した②をご覧くださりありがとうございました。