理由が説明できないイライラを分析
こんにちは。
『君がいた丘』のミクニです。
この前、彼氏とケンカしました。
冷静に当時の振り返ると、私が一方的にブチ切れファイヤー状態になり、支離滅裂な破壊光線を彼氏にくらわせました。
女子あるあるですね。
なぜこんなことが起きたのか。
そう、私(♀)特有の感情論攻撃体制に入っていたからです。
そこで今回発生したケンカ内容から、なぜ感情論攻撃体制をとってしまうのかを分析してみました。
ここでいう感情論攻撃体制とは、
理由はうまく説明できないけれど、イライラむかつく。
理由はうまく説明できないけど、とにかく相手の言動行動が気に障る。
とにかく腹が立つ!!
といった状態のことです。
もしこんな状態になることが多い方がいましたら今回の記事は少なからず参考になると思われます。
ケンカの流れ
まず初めに、なぜケンカしたのかその流れについて紹介します。
※注意※ 私の発言が攻撃的です。
事の発端はこれでした。
ばなな
彼氏は毎朝バナナを会社に持っていき、出社後にオフィスでバナナを食べる朝バナナダイエットマンです。
ところが、持って行ったバナナが熟れはじめており、オフィスでバナナを食べようとしたときにとても食べにくかったそうです。
帰宅後に彼氏は私にこう言います。
彼氏「会社に持って行ったバナナが黒くなっててすごく食べにくかった。袋に3割引って書いてあったし、割引のバナナ買ったでしょ。定価のバナナ買ってほしいんだけど」
私 「最近バナナ140円代で高いんだよね(いつもは90円ほど)、それに熟れてるバナナのほうがおいしいじゃん」
彼氏「いやでも、コスパ悪いし」
ムカ。
わたくし、ここで得意の感情論攻撃体制スイッチが入ります。
以下、あれこれケンカ内容です。
~始 ~
私 「そのコスパの考え方がよくわからないんだけど」
彼氏「安いバナナを買って食べにくくなるよりも、定価のバナナを買って食べたほうが食べやすいし日持ちするし、コスパいいじゃん」
ムカムカ。
私 「バナナは熟れてからが美味しいじゃん。てかそもそも節約とか考えるつもりある?確かに私がうつ病になって休職したせいで家に入れられるお金少し減ったよ。だから私は近場のスーパー巡って安い食材や日用品買ったり、節約メニューを考えて料理したりしてるんだけど。それなのに家のお金で、彼氏くんは高い食材や洗剤買ったりしてるじゃん。ネチネチネチネチ・・・・」
彼氏「なんでバナナくらいでそんな怒るの?別にまだお金あるんだからいいじゃん」
ムカムカムカ。
私 「いやバナナだけじゃなく、お金あるんだからっていう考えが良くないと思うんだけど。お金あるからって無制限に使うのは違くない?ちゃんとお金の管理できてる?イライライライラ・・・・」
彼氏「無制限に使ってるわけじゃないよ。じゃあどうしたいの?」
ムカ着火ファイヤー!
私 「節約の事もっと考えて行動してよ!もうこれ以上話しても余計むかついちゃうから、もう寝るわ!」
~完~
ふて寝してる間、部屋の温度も低く寒いため頭が冷静になり、私はケンカ内容を振り返っていました。
バナナごときであんなになんで怒ってしまったのだろうか・・・・
別にあんなに彼氏を責める必要なかったのに・・・
そう、普段は私こんなにも攻撃的ではありません。(本当です)
精神が不安定だからといってしまえば簡単な言い訳になってしまいます。
そもそもこの怒りには複雑な怒りが混合した結果、爆発ということに気が付いた私は次の日、しょぼくれながらこの心理について分析をしました。
怒りを整理すると
バナナから始まったケンカ内容を図にするとこうなります。
彼氏はバナナの話をしているのに対し私はお金、うつ病、節約の話をふんだんに盛り込み会話を混乱させているのがわかります。
更にはこの後、ふて寝までかましてます。
なぜこうなってしまったのか。
それは、爆発しやすいタイミングの中(精神的不安定状態)でバナナが引き金となり、私が持つ複数の不安が爆発する現象が起きていたからです。
この現象の一番の問題は複数の不安を無意識に自分の中にため込んでいることにあります。
みなさんこんな考え方することはありませんか?
相手の行動が気に障るけどそこまで怒ることじゃないし、まあいいや。
相手のこんな習慣がムカつくけど、こんなことで文句言っても仕方ないしな。
私はよく上記のような考え方をしています。
臭いものには蓋をする思考です。
嫌なことは気にしないで忘れてしまったほうがよいという意見もあります。
しかし、こういう考え方が癖になっていると、自分にとって嫌なことを無意識に心に溜めているということがわかりました。
重要なのは無意識にということです。
私の場合
私の場合、無意識に溜めていた嫌なことはこれらです。
- うつ病であることを彼氏に指摘されること
- 私の退職によって以前より収入が減ったこと
これらの不安は私にとって自分でも触れたくないものでした。
果てしなく落ち込むので。
結果、不安はどんどん膨らみ私の中で複雑に絡み合うようになります。
これが説明できないけれど・・・・の大元です。
そして今回コンディションの悪い中、不安をピンポイントで刺激する言葉を彼氏に言われてしまい、満を期して爆発してしまったということです。
実に反省しております。
どうすればよいのか
私の怒りスイッチを自分で把握していないというのが問題であることがわかります。
これでは、彼氏は彼女が何故キレているか分からない、彼女は彼氏が察してくれない!というかみ合っていない状態になります。
そのため、私が考えうる怒りを抑える方法を紹介します。
今回実際利用した手作りワークシートで彼氏と対話してみました。
①日常生活で不満に思っていることを気付いたら書きだそう
私は無意識に不満を溜めてしまいがちです。
それは『こんなことぐらいでいちいち怒るのもめんどくさい』という臭い物に蓋をする思考の持ち主だからです。
しかし、ため込めばため込むほど怒りの原因がわからなくなるので、『あ、これ怒りの種になりそうだな』と思うものは気が付いたら書き出しましょう。
例えばこんな感じです。
②なんでそう思ってしまうのか考えてみよう
感情でも何でもいいです。
なんでそう思うのかを本心のまま書き出してみましょう。
③どうしてほしいのか具体的に考えよう
次に文句ばっかり言っていたら、相手は動いてくれないので相手にこう動いてほしいという要望を書いてみましょう。
④相手のコンディションがよさそうな時に、重要なオーラを醸し出して相談しよう
私の彼氏は携帯依存症なので片時もスマホを離さない輩です。
そんな態度だと自分の話聞いてくれないのでは?と思っていしまいますよね。
なので相手の前に立ちはだかり、正座をしてから自分の抱えている①~③の内容を相手に伝えます。
自分の意見を伝えたら相手にワークシートの下部分を書いてもらいます。
まさかのNGでした。
しかし、私はここで大きな収穫がありました。
彼氏がずっと家電やいろんなコンセントプラグをさしっぱにしている理由はコンセントの抜き差しがめんどくさいだけなのかと思っていました。
ですが、だらしなく見えるからコンセントプラグをさしっぱなしにしているという理由を知らなかったのでなるほど、とやけにすんなりと怒りが収まりました。
その後、彼氏と話し合いコンセントプラグの収納グッツを買い、だらしなく見えないようにする。
コンセントプラグは使わないときは外しておくという平和的合意内容で完結しました。
記事の最後に
怒るととんでもなくエネルギーを消費してしまいますよね。
とてもつらいことだと思います。
怒る前に怒りのきっかけに気付いて対策を!
以上、記事を読んでいただきありがとうございました。
うつ状態あるある50選
こんにちは。
『君がいた丘』のミクニです。
今回はうつ状態の私があるあるだった事を紹介します。
これはとある有名なブロガーさんの○○あるある50選という記事がとても×2面白かったのでパクらせてインスピレーションを感じさせていただきました。
軽いノリで見てください。
1.選択肢のなかに常に「死ぬ」がある
当時は仕事するか死ぬかの二択。
戦慄の極端的思考を持つパワー系うつ状態。
2.文字(活字)が理解できなくなる
仕様書が読み取れない。
ニホンゴワカラナイ。
3.職場では過食
眠くなったらモンスターエナジー、集中力が切れたらガルボチョコレート。
給料日はスタバ、クリームましまし。
4.家では拒食
ご飯を買うのも作るのもめんどくさい。
5.洗濯物が片付けられない
これが面白いほどたまっていく。
6.朝から疲れている
おはようじゃなくて、疲れた~から始まる一日。
7.電車で酔う
電車の揺れと人の揺れが重なって、うえっぷ。
8.未来に希望がない
人生、山あり、谷あり、モハメド・アリ。
9.平日は眠れない
夜はおめめぱっちり。
10.土日は起きれない
おそようございます。
11.常にカフェイン募集中
たいして頭はスッキリしないのに…。
12.彼氏に攻撃
このハゲー!ゴミの出し方ちーがーうーだーろー!
13.お金の使い方がずさんになる
コンビニヘビーユーザー。
14.手作り弁当が食べれない
というか食べる暇がない。
15.ゆっくり動いている人にイライラ
おばあちゃん道譲って!!
16.早歩きになる
ついてこれるか?この私のスピードに。
17.雑貨に興味がなくなる
どうせ年末に捨てるし・・・。
18.目の前の電車を乗り過ごす
あれ電車今通った?
19.家に帰りたくなくなる
どこにも行けない私を連れてって。
20.身体の重さ尋常でない
私自身が鉛になることだ。
21.どんな時もねむい
そう、野球場でも・・・。
22.携帯で不安を紛らわす
怖い話のキサラギ駅とかリゾートバイトとか見ちゃう。
23.生理痛が本当につらい
こんなに痛むの初めてで救急車呼びかけた。
24.髪の毛がガサガサになる
鬼婆に変身。
25.食べた物の記憶がない
昨日の夕飯なんだっけ。
26.夢で仕事する
寝言は「すいません...まだ終わっていません」
27.楽になりたくてodする
飲み始めはふわふわ天国、その後は倦怠地獄。
28.何しても楽しくない
何もしなくても楽しくない。
29.「頑張ります」が口癖
自分に言い聞かせる呪いの言葉ですね。
30.休職しても休めない
休み方がわからない。
31.外に出れない
出てもすることがない。
32.日光がきつい
太陽がまぶしいぜ。
33.人の話が理解できない
相づちもおかしくなる。
34.酒を飲んで現実を忘れたくなる
しかし記憶バッチリ。
次の日自己嫌悪。
35.暗いところを好む
†闇の業火を宿すモノ(darkmaster)†
36.人間であることへの虚しさで悲しくなる。
一人の人間が死苦に悶えているとき、ほんのわずかでも他人に苦痛の波動を及ぼさないとは何事だろう by三島由紀夫
37.心から笑えない
あはは。(^-^)
38.鏡の自分と目が合わない
ちょっとやばかったとき。
39.テレビに集中できない
ドラマもニュースもバラエティも右から左へ受け流す。
40.ゲームができない
ゲームって疲れます。
41.自分の思考回路が理解できない
なんでくだらないことで怒ったり泣いたりするんだろ。
42.もっと大きな視点で考え始める
私一人悩んでいても明日は来るんだな。あれ、回復しだした?
43.何だかんだ友達の大切さを知る
死にたい?そんなことよりカラオケ行こうぜ!
44.自分の気持ちを整理できるようになる
結局不安や怒りの根源にあるのは、休職中の宙ぶらりんの今だから。
仕事辞めよ。
45.仕事辞めても生きていけると思えるようになる
別に仕事辞めても死なないし。
むしろ続けてたら死ぬ。
46.精神障害者や無職の人用の色んな制度があることを知る
日本も捨てたもんじゃないな!(上から目線)
47.でも酒で失敗する
リバースミクニ。
48.仕事辞めた
解放感半端ないでござる。
49.心の傷はなかなか治らないことを知る
ふとした瞬間に奴らはやってくる。
50.なんだかんだうつ病になって失ったものはない
むしろ得たもののほうが大きい。
記事の最後に
よく50選も色々あったなと思います。
最後の方は、状態が良くなっていますが・・・。
記事をご覧くださり、ありがとうございました。
ABD
この前、見た夢です。
ユメジキロクとはなんぞやという方はこちらへ。
★
こんな夢をみた。
私はゲームをしている。
チープな画面に映るのは、【A】と【B】という文字の選択肢だ。
【A】はまだ決定ボタンが押せない。
【B】を選択し決定ボタンを押すと、画面が暗転する。
ゲームが始まった。
【Bルート】
主人公はとある小さな村に住む男性。
幼い双子の息子と妻の4人でささやかに暮らしている。
主人公が、山へ山菜を取りに行くと洞穴で、悪魔たちがうごめいているのを偶然に見つけた。
悪魔たちは村を襲う計画について話し合っていたのだった。
主人公はあわてて村に戻り、悪魔が攻めてくると村人たちに伝える。
主人公と村人たちは力を合わせ、悪魔に対抗するための装備を整えていく。
そして、悪魔たちが活動できる満月の夜。
満を期して村に襲ってくる。
主人公は勇敢に戦い、悪魔を一匹残らず殺戮した。
避難していた愛する家族の元へ向かうと妻が叫ぶ。
「来ないで!!!!」
-- なぜ?
妻は幼い息子二人を庇うように主人公に立ち向かった。
主人公には分からない何故、妻は息子を庇っているのか。
「もう悪魔は退治したんだよ。大丈夫だから」
「何を言っているの!!」
「なにって・・・?」
主人公は自分の身体がどんどん熱くなるのを感じた。
「この悪魔!!村人を殺すなんて、なんてひどい・・・」
-- え?
-- 悪魔・・・?
次の瞬間、幼い息子達の泣き声が響き渡り、愛する妻にするどい爪痕が広がる。
そして息子達の声も聞こえなくなり、主人公は満月に照らされた自分の姿を見た。
角が生え、牙が光っていた。
着ていた洋服は所々やぶれ、血に染まっている。
持っていたはずの剣はなく、鋭い爪に挟まる村人の肉片。
主人公は山の洞穴で悪魔たちを見つけた時点で、悪魔に憑りつかれていたのだった。
敵と思っていた悪魔は村人であり、村を襲っていた悪魔は自分だったのだ。
-- Bad End --
★
再び最初の【A】と【B】の画面に映った。
私はなにかやり残したフラグでもあるのだろうかと思った。
私は再び【B】を選択しゲームを始める。
しかし、何度【B】を繰り返えしても【B】は終わらない。
私は一向にバッドエンドから抜け出せず、主人公の家族が殺されるシーンを見ていた。
もう殺戮され、主人公が悪魔だと気づくのがつらい。
そう感じていたとき、すると次の選択肢の画面に変化があった。
私は【D】を選択し、決定ボタンを押した。
【Dルート】
【D】は【B】の続きから始まった。
主人公が妻と息子達を殺した。
満月で照らされた自身の姿をみて、自分が悪魔だと気づく。
画面が暗くなる。新しい展開だ。
悪魔と化した主人公は岩で作られた牢獄のような場所にいた。
この場所にはガリガリに痩せた人間や、悪魔、キメラが閉じ込められている。
主人公の姿は、鬼の様な仮面をかぶり血まみれの服を着ていた。
画面右側に大きな犬の様なボロボロのくたびれた男が座っている。
彼に話しかける。
「モウ ココカラ ニゲダセナイ ・・・・」
「クチヲ ショウカキカンヲ ウバワレタ」
「オレノ モッテイタ タカラモノ アゲル ・・・・」
主人公は狼男から【エリンの実】を手に入れた。
画面左側を進むと、いかにもこの先に何かが待ち受けているようなステージに映った。
主人公はトラップを打ち破り先へ進む。
別のステージに映った。
そこはかわいらしく彩られた女の子の子供部屋だった。
大きなソファに座る黒髪の少女がいる。
主人公はいつの間にか人間に戻り、手に剣を持っていた。
黒髪の少女に向かって剣を振りかざす。
が、しかし黒髪の少女に触れることすらできず、主人公は殺されてしまった。
-- Necessary End --
★
私は最初に登場した主人公のあまりの変わり具合に恐怖を感じた。
このエンドを見ることになにか意味があるのだろうか。
次に画面に映るのは【A】という選択肢だけ。
私は【A】を選択し決定ボタンを押した。
【Aルート】
「いまはキノコが沢山とれるから山へ行ってくるよ」
主人公は自宅にて妻に話しかける。
主人公は山へ出かける前、何か違和感に気付く。
「のど乾いたし、泉にいくか」
主人公は山ではなく泉に向かった。
村の外れにある泉は村人たちがよく生活水として利用している。
泉まで向かう間、主人公の脳裏にある言葉が浮かぶ。
-- モウ ココカラ ニゲダセナイ ・・・・
低く太い声。
なんの言葉だろうか。
-- オレノ モッテイタ タカラモノ アゲル ・・・・
-- エリンノミ アクマヲ シリゾケル チカラガアル・・・・
泉にたどり着いた主人公はすべてを思い出した。
山の洞穴にいた悪魔を見つけたこと。
自分が悪魔になり何度も村人と家族を殺したこと。
悪魔に囚われて改造された男から、悪魔の力を無効化する【エリンの実】をもらったこと。
-- 俺は覚えている。何度も村人を殺し、最終的には悪魔に捕らえられ、殺された。エリンの実が必要だ。エリンの実はたしかこの泉の近くに実っているはず。
主人公はエリンの実を探し発見した。
持ってきた籠一杯にエリンの実を詰め、急いで村へ帰った。
主人公は村人を集め 熱心に語りかける。
「皆聞いてくれ!山の洞穴に悪魔が潜んでいた。村を襲う計画を立てている。悪魔は人に憑りつく。俺はエリンの実を持ってきた。エリンの実には悪魔の力を無効化する力がある。」
主人公の剣幕に村人たちは驚く。
村人の一人がおずおずと発言した。
「でもエリンの実は食べられないという掟があるんだよ」
「掟なんかこの際どうだっていいんだ!頼む、俺は一度悪魔に憑りつかれ皆を殺してしまった。恐ろしい体験を何度もしたんだ。なぜ俺がそれを思い出せたのか分からない。けれど信じてくれ!」
主人公は村人たちに深々と頭を下げる。
すると主人公の妻と双子の息子がエリンの実に手を伸ばし一口かじった。
「「うわーまずい」」
「ほんと、全然おいしくないわ。ほんとうはエリンの実は不味すぎて、食べられないなんて掟を作ったんじゃないの?」
妻と双子の息子はまずいまずいと言いながらエリンの実を完食した。
次第に村人たちもエリンの実を齧りだす。
まずいまずいと皆は口々に言った。
それでも村人全員、エリンの完食した。
そして来るべき時に備え、村人たちは来たる満月の夜に向けて装備を整えた。
主人公は内心恐れていた。
-- また俺が悪魔になっていたらどうしよう。
内なる恐怖を持つ主人公に村長が言った。
「もし、アンタの言う通り、今までのように悪魔になってしまったら私が責任もって撃ち殺す。アンタの妻と子供たちは私が守る。」
「はは・・・あんまり痛くないように殺してくださいね・・・」
そして、満月の夜、悪魔は襲ってきた。
★
ついにハッピーエンドだ。
夢の中の私は感動し、さらに続きを見ようとした。
だが、私はいつも鳴らしている携帯のアラームで目が覚めてしまった。
目が覚めてから
自分が主人公になったり、ゲームのプレイヤーになったりした夢でした。
Dルートで主人公が悪魔化した姿が怖すぎて、夢の中で怖かったです。
主人公は結局どうなったのか分かりません。
ペイントの画力が上がりました。
おわり。
泣きながら上司と対決した②
こんにちは。
『君がいた丘』のミクニです。
泣きながら上司と対決した①の続きとなります。
第二ラウンドの戦いを思い出してたんですけど、辛かった記憶を思い出して説明して、結構泣いていたんですよね。
23歳の女子が大泣いていたら相当同様すると思いますが、上司が顔色一つ変えなかったので、奴は相当な修羅場を踏んできた強者だと思います。
第三ラウンド
第三ラウンドは上司の仕事観の話から始まりました。
心が死んでたのでちゃんと聞いてなかったんですけど、要約すると、
- 自分は仕事に楽しさを求めていない。楽しいとか辛かったとかはその仕事が終わってから感じるものだと思う。
- 会社から楽しさを与えることはできない。楽しさとかは自分で感じるもの。
- 仕事をするのは生きるため、自分はそれは当たり前のことだと思っている。
- 何かをやり遂げられないというのは、諦めていること。諦めなければなんだって最後までできると思っている。
- 我々はお金をもらって仕事をしている。だから決められたスケジュール内にいい品質のものを提供するのがビジネスとして当たり前だ。
とかなんとか言われたような気がします、心が死んでるんで私はうなずきマシーンと化してました。
今、冷静に上司からのありがたいお言葉を見直すと、理解はできる、だが受け入れたくない気持ちが沸いてきます。
そう、もうこの会社で働く気がないから。
仕事観について一通り熱弁されたんですが、これは以前私が、
「仕事が何も楽しいと思えないからうつになった」
「こんなに納期やスケジュール、お客さんとの関係がピリピリしているビジネスの世界が嫌だ。自分にはIT業界が合わないように思える」
と上司に説明したからです。
とりあえず反撃として、
私 「諦めているから会社を辞めたいわけではありません。この職場の環境が自分に合わないんでうつの再発を防ぐため、退職したいのです」
と言ってみたものの
上司「わかる、わかるよ。◎׆◆※・・・・」
スルーされました。ここから段々と上司が敵に思えてきました。
第四ラウンド
敵 「どんな職場だったら働きたいと思う?できるだけ、ミクニさんの負担を減らせるように努力する」
敵はついに、私の引きとめにかかってきました。
どんな職場だったら働きたいと思う、だと・・・?
私は働きたくないんだ!!!!!
傷病手当金をもらえる期間、目一杯休んでいたいんだ!!!!!
時間だとかビジネスだとか考えず、この傷病手当金をもらえる期間をチャンスだと考えて、やりたいことをやっていきたいんだ!!!!
上記の様な本音を言える度胸はありませんでした。
第二ラウンドくらいで結局は、現場で他社の人に質問をしに行くのがつらかったり、当時の上司との報連相が上手くいかないなど、コミュニケーションが上手くできなくて仕事がつらいという結論が出ていました。
言葉に詰まる私に敵はこんな提案をします。
敵 「コミュニケーションがあまりない環境で事務とかどう?作ろうと思えばそういう環境作れるし」
違うんだよ!!!
もうこの会社で働きたくないんだよ!!
別のことに挑戦してみたいんだよ!!
またしても本音を言えず私は曖昧な返事をしてしまい、今週再び戦いをする羽目になってしまいました。無念。
一人反省会
敵との戦闘後、私は自宅近所の神社のベンチで今日の戦歴を振り返っていました。
第四ラウンドで畳みかけられた敵の言葉が私の胸を刺します。
敵 「傷病手当金をもらえる期間って空白ができるわけじゃない。その期間があると今後の再就職に不利だと思うよ」
敵 「時短勤務もコミュニケーションも配慮してくれる、うちみたいな会社なんてそうそうないよ」
グサグサグサ
そうですよね・・・・社会とか会社とかビジネスってそんなもんですよね。
生きるために金が要る、金のために働く・・・・
こんな社会システムになんで生きているんだろう・・・・
私は一瞬、復職してしまおうかと心が揺らいでいました。
しかし、ふと前回書いた記事の内容を思い出します。
来世のために、今世は楽しいと思える場所で人のためになる仕事をしよう。
これが今の私における人生の軸です。
揺いではいけない。
上司と対決した2日間は寝込んでいましたが、何とか復活リボーン。
対決の反省点として何故自分が会社を辞めたいのか、自分でも整理できていなかったので以下にまとめてみました。
①やりたいことがある。それを傷病手当受給期間に準備&取り掛かりたい。
実は私、小さいころからずっと画家になりたかったのです。
画家って儲かる仕事じゃないし、私には飛びぬけたセンスも画家になるために努力するエネルギーもないと思い込んで、就職に有利な工業系の大学を選び、就職をし、安定な道を進んでしまいました。
その結果、安定とは程遠い病の中にいます。
人生長くて80年、いつ終わるか分からない命。
やりたいことに打ち込めるのは今がチャンスでは?
そう自分に問いかけたら、今の会社に固執する必要はないと思えてきました。
②合わない環境で働くことができないことを知った。
どんな環境でもプラスに考えれば乗り切れる。
パワー系社畜思考だった私はこの考えがどれだけ間違っているか完全に理解しました。
今回の一連で私はどんなに楽な仕事をしていても、合わない環境で働いていたら心が病んでしまう人間だったと分かりました。
だったら、自分がやりたいんだ!と思えることに真剣に打ち込みたいし挑戦してみたい。
その過程として、今回は職場環境が合わなかっただから退職し、次のステップに進みたい。
だから退職したい。
③もう会社と私の関係がごちゃごちゃでスッキリ忘れて新しい環境で生活したい。
前回の記事で時系列に沿って私の心の過程を表にしていましたが、図にするとこんな感じです。
もうごちゃごちゃ。
これでいて今の会社に勤めていけるメンタルは持ち合わせてないんです。
退職したい。
記事の最後に
完全にイキってあれこれ書いてますが、実際に上司と対面すると上手く伝えられないのが現状です。切ない。
今週にある再戦がラストバトルになりそうなので、ここぞとばかりに休職中に手に入れたイキりパワーを発揮していきたいと思います。
人生斜め上から見るくらいがちょうどよい。
以上、泣きながら上司と対決した②をご覧くださりありがとうございました。
泣きながら上司と対決した①
こんにちは。
『君がいた丘』の管理人ミクニです。
今回は先週、わたくしの直属の上司と対決した話をかきます。
対決開始10分くらいでガン泣きしてしました。
もともと涙もろいタイプなんですが泣いてしまうと私が弱いみたいで悔しかったです(怒)
ふなっしーのタオルをびしょびしょにしてやったぜ。
もうなんだかその時も、今も思い出しても辛いです。
あーいやだったー!!!
あらすじ
11月末に控える休職期限終了について、10月後半電話にて上司と会話。今後どうするかという上司からの問いに、私は退職か復職か半々くらいで悩んでいるとあいまいな回答をしてしまう。
しかし、当時もうすでに私は退職しか考えていなかった。
本来の気持ちを伝えきれずに終わった通話。
ついに、上司に退職を伝えるべき時が訪れる・・・
第一ラウンド
上司「前電話で話したときに、退職を考えているといってたけど今はどう?」
私 「やはり退職を考えています」
上司「・・・・そう考えている理由はちゃんとあるんだよね?」
始まりました。2人にしてはそこそこ広い会議室で上司との対決です。上司から退職希望の理由を聞かれることを予測して、ある程度は考えてきていました。
ここは先制攻撃と思い、私の理由をぶつけます。
そもそもなんでうつ病発症⇒休職⇒退職の流れになっているのかというと・・・
私は10月くらいにストレスにより、インフルエンザ、胃腸炎、発熱、逆流性食道炎、謎の親知らず急成長などのさまざま症状に苦しんでいました。
12月末に体力的に今の現場で働くのは限界だと上司に伝えた過去があります。
時系列で表すとこう⇓です。
その後、1月~2月までその現場にて作業量を減らしてもらったり、早めに帰宅するなど配慮をしてもらいましたが、その配慮が逆に「自分が弱いから色々周りに迷惑をかけているんだ」と思い無事にうつ症状を発症。
あまりの不眠と不安に病院にいくとうつ病と診断されました。
診断結果を伝えるとすぐさま参画していたプロジェクトから抜けることになり、暫く自社にて時短勤務のちフルタイムで仕事し始めます。
しかし、もうすでにうつ病は順調に進行しており、生きる事、働く事、ビジネスの世界に本当に嫌気がさし7月末おもしろ自殺未遂を図ります。
※おもしろ自殺未遂とは、私はODして意識朦朧になりながら真剣に自殺をしようとしていたんですが、助けてくれた友人からその時の話を聞いたら、全然死ねないし、あまりにも行動がばかばかしすぎて笑えた自殺未遂のことです。機会があれば記事にしたいと思います。
これらを踏まえ・・・
私 「休職中、自分のことを見つめなおしてみました。わたしは10月、当時のプロジェクトで技術者として働くことが辛いということで、会社側から脱プロジェクトや時短勤務などの配慮してもらったと思います。それでも、自殺未遂をするまでストレスを感じることもありました。休職をしてもまた同じことを繰り返してしまう可能性が高いので、退職を考えています」
上司「うん。具体的には?どこが辛かったの?」
なん・・・だと・・・
ブログでは具体例など書いてしまうと身バレしそうなので省いていますが、先の説明で上司には具体的にどこがどう辛かったのか説明したつもりでした。
しかし、上司にはさらになぜなにどうしてを求めてきたのです。
いきなりの形勢不利状態、そしてつらい過去を思い出し、説明しなきゃいけないという試練に目が潤みだす私でした。
第二ラウンド
ここからは上司が無双状態でした。
以下、無双状態による上司からの連打攻撃内容です。
「具体的には?」
「なんで」
「よくわからないからちゃんと説明して」
「その時なんで(当時の)上司に相談しなかったの?」
「辛いばっかりじゃ、どう辛いのかわからないよ」
「最近はあんまり怒鳴るような人とかいないのに、そんなにきつかったの?」
これらの攻撃に大ダメージをくらい、私の唯一の装備品、ふなっしータオルが濡れていきます。戦線崩壊です。
上司からの質問責めに一応は回答していたものの、今思い出しても自分が何を答えたのか記憶がありません。
しかし、私はあることに気付きます。
会話の流れが・・・
上司からの質問 ⇒ 私の回答 ⇒ 上司「じゃあこうすれば解決するね」
上司はそこそこ厳しい質問をし、私の回答後に淡々と解決策をまとめていたのでした。
こいつ、私を引きとめるためのネタをどんどん用意している・・・!!!
つまり次にくる攻撃は私の引きとめだ!!!
気が付いたところで第三ラウンドが始まります。
まだ第三ラウンド、第四ラウンド、一人反省会があるんですが、長くなりそうなので、今回の記事ではここまでにしたいと思います。
記事の最後に
自分の意思を強く持たねばやられることを、身をもって経験しました。
泣きながら上司と対決した①を読んでいただきありがとうございました。
今死にたい君へ
こんにちは。
『君がいた丘』の管理人ミクニです。
今回の記事では私がうつ病による「死にたい」気持ちを乗り切るに至ったきっかけを紹介したいと思います。
来世とか幽霊とか若干サイコな話ですので、苦手な人はスルーしてください。
うつ状態による死にたさ
うつ病、双極性障害、その他精神の病気の方はうつ状態による「死にたい」気持ちと大乱闘していると思います。
かく言う私も仕事も日常生活もうまくいかず、ぎりぎり普通の状態を保ちながら4カ月ほど「死にたい」気持ちを抱え生活をしていました。
「死にたい」気持ちというのは間違いなく病気の症状です。
決して甘えではありません。
この思考は身体と心が今の状況から逃げろ!と叫んでいるんですが、エネルギーがすっからかんな状態なため、普通と呼ばれる生活を送るだけで精一杯なときに現れるものです。
なぜなら、逃げるエネルギー使うよりかは、死んでしまったほうがエネルギーを使う使わないから解放されますからね。
休んでいても生きるための行動をとるエネルギーはもうないので、最初のうちは「死にたい」と思うようになってしまいます。
私はこの状態時にちゃんと薬を飲む、ひたすら寝る、考えていることを適当に紙に書きだす、そして少し体調がよくなったら何故こう思うのだろうと客観的に考えることでちょこっと抜け出しました。
もしあなたがうつ状態で「死にたい」気持ちに支配されているときはエネルギーがないのです。
なので、もし休職や長期のお休みをとれるなら、生活リズムや小言をいう家族なんかを気にせず「エネルギーがないんだこのやろう無限に休ませろ!!!!!」くらいの気合でぐーすか寝るor横になるor無になることをお勧めします。
しかしここは正念場です、不安、「死にたい」気持ちとの大乱闘が始まります。
ですが、お休み中にしなきゃいけない手続きとか、不安に思っていることなどの面倒くさい事はほんの少しエネルギー戻ってくれば意外になんとかなります。
薬を飲むのを忘れずにね!
一抜けた「死にたい」気持ち
私は休職し薬を処方され、1~2カ月の時間がたつと「死にたい」気持ちを抱えたままでも、散歩やご飯をつくるなどのある程度の日常生活ができるようになりました。
そんなある日、近所の公園や土手をちんたら歩いてMAXうつ状態だったころの自分を思い出しました。
私は働いているさなかのMAXうつ状態だったころ、気持ちが落ち着かず家に直帰しないで深夜12時くらいの公園のブランコや、土手の橋の下でダークマターと化していました。
そこで考えていることは、
- どうやって死のうかな
- 仕事やだな
- どこで自殺しようかな
- ずっとこのままなのかな
- 生きてる意味あるかな
- お腹減らないな
などなど、完全に闇をまといしモノになっていました。
そしてこのどろどろした考えを一人でぶつくさ喋っていました。
これって完全に私、幽霊ですよね。
今思えば、深夜にスーツ姿のOLが俯きながらブランコ漕いでる奴に遭遇してしまったら相当怖いと思います。
さらに深夜に土手でランニングしてたら変なOLが橋の下の暗闇に潜んでいたとか、ちょっとした噂になってもいいレベルです。
多分、私はそのとき本当にさまよえる幽霊だったんだと思います。
やたらうす暗い場所を好みうずくまったり、やりようのない逃げ出したい気持ちを公園の遊具にぶつけたりしてました。
うつ状態とは恐ろしいものです。
得体のしれない恐怖、押しつぶされそうな不安、重い身体、コントロールできないほどあふれ出す感情。
そんなMAXうつ状態を散歩中に思い出して、あの時私は幽霊だったんだ、もし自殺をしてしまっていたら、あの苦しい気持ちを抱え続けてその場にずっといるんだろうな。だったら自殺しても救われなんかしないんだな。と思いました。
これが私が「死にたい」気持ちから一抜けできた瞬間でした。
それからのこと
私は「死にたい」気持ちから抜け出したとしても、特に「生きたい」と思えるようなこともなく、これまた宙ぶらりんな気持ちで暫く過ごしていました。
そんなとき、まさかの名言と私は出会います。
何のために生きればいいんだろう、なんても哲学的心情に浸りながら、私は大学時代のクレイジーな先輩(♀)とランチにいきました。
人生についての話になり、私はぼんやりと「やりたいこともないし死にたくないけど生きたくない」とか、なんとかこうとか言っていました。
その話を聞いて先輩は、
「私は来世でイケメンに生まれ変わり、ジャニーズ事務所に入って女の子にキャーキャー言われまくるために、今世で徳を積みまくる。そのために今を生きている」
とやたら具体的な来世への目標を語りました。
先輩から発せられた目標が輪廻転生を含むという壮大なスケールに驚きつつも、その発言が私のもやついた"何か"に響き、「生きたい」と思えるような気持ちの切り替えになったのです。
まぁ、あるかわからないけれど来世のために今世はいい行いをするか、と。
そのためにはまずは元気になろう。
そして自分が楽しい、頑張りたいと思える場所で誰かのためになるいい行いをしよう。
これらの流れで私は規則正しい生活、自分が本当は何がしたいのかを考えるようになりました。
記事の最後に
よく[ 自殺 やり方 ]とかで検索すると自殺した魂は救われないだとか書いてあります。
私は自殺してしまったらMAXうつ状態の嫌な感情をずっと味わい続ける羽目になるんだろうなと感じています。
もしかして、死んだら無になるかもしれないし、天国や地獄やあの世なるものがあるかもしれないので、本当のところは分かりませんが。
今あなたが死にたいなと思いつつ生きているのでしたら、この記事がなにかの参考になればと思います。
以上、今死にたい君へ、来世のために徳を積んでから死のう!
記事を読んでいただきありがとうございました。