君がいた丘

無気力モンスターと戦うミクニのブログ

今死にたい君へ

こんにちは。

『君がいた丘』の管理人ミクニです。

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今回の記事では私がうつ病による「死にたい」気持ちを乗り切るに至ったきっかけを紹介したいと思います。


来世とか幽霊とか若干サイコな話ですので、苦手な人はスルーしてください。


うつ状態による死にたさ

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うつ病双極性障害、その他精神の病気の方はうつ状態による「死にたい」気持ちと大乱闘していると思います。

 

かく言う私も仕事も日常生活もうまくいかず、ぎりぎり普通の状態を保ちながら4カ月ほど「死にたい」気持ちを抱え生活をしていました。

 

「死にたい」気持ちというのは間違いなく病気の症状です。

決して甘えではありません。

この思考は身体と心が今の状況から逃げろ!と叫んでいるんですが、エネルギーがすっからかんな状態なため、普通と呼ばれる生活を送るだけで精一杯なときに現れるものです。

 

なぜなら、逃げるエネルギー使うよりかは、死んでしまったほうがエネルギーを使う使わないから解放されますからね。

 

休んでいても生きるための行動をとるエネルギーはもうないので、最初のうちは「死にたい」と思うようになってしまいます。

私はこの状態時にちゃんと薬を飲む、ひたすら寝る、考えていることを適当に紙に書きだす、そして少し体調がよくなったら何故こう思うのだろうと客観的に考えることでちょこっと抜け出しました。

 

 

もしあなたがうつ状態で「死にたい」気持ちに支配されているときはエネルギーがないのです。

なので、もし休職や長期のお休みをとれるなら、生活リズムや小言をいう家族なんかを気にせず「エネルギーがないんだこのやろう無限に休ませろ!!!!!」くらいの気合でぐーすか寝るor横になるor無になることをお勧めします。

しかしここは正念場です、不安、「死にたい」気持ちとの大乱闘が始まります。

ですが、お休み中にしなきゃいけない手続きとか、不安に思っていることなどの面倒くさい事はほんの少しエネルギー戻ってくれば意外になんとかなります。

薬を飲むのを忘れずにね!

 

一抜けた「死にたい」気持ち

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私は休職し薬を処方され、1~2カ月の時間がたつと「死にたい」気持ちを抱えたままでも、散歩やご飯をつくるなどのある程度の日常生活ができるようになりました。

そんなある日、近所の公園や土手をちんたら歩いてMAXうつ状態だったころの自分を思い出しました。

 

私は働いているさなかのMAXうつ状態だったころ、気持ちが落ち着かず家に直帰しないで深夜12時くらいの公園のブランコや、土手の橋の下でダークマターと化していました。

 

そこで考えていることは、

  • どうやって死のうかな
  • 仕事やだな
  • どこで自殺しようかな
  • ずっとこのままなのかな
  • 生きてる意味あるかな
  • お腹減らないな

などなど、完全に闇をまといしモノになっていました。

そしてこのどろどろした考えを一人でぶつくさ喋っていました。

 

これって完全に私、幽霊ですよね。

今思えば、深夜にスーツ姿のOLが俯きながらブランコ漕いでる奴に遭遇してしまったら相当怖いと思います。

さらに深夜に土手でランニングしてたら変なOLが橋の下の暗闇に潜んでいたとか、ちょっとした噂になってもいいレベルです。

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多分、私はそのとき本当にさまよえる幽霊だったんだと思います。

やたらうす暗い場所を好みうずくまったり、やりようのない逃げ出したい気持ちを公園の遊具にぶつけたりしてました。

 

うつ状態とは恐ろしいものです。

得体のしれない恐怖、押しつぶされそうな不安、重い身体、コントロールできないほどあふれ出す感情。

 

そんなMAXうつ状態を散歩中に思い出して、あの時私は幽霊だったんだ、もし自殺をしてしまっていたら、あの苦しい気持ちを抱え続けてその場にずっといるんだろうな。だったら自殺しても救われなんかしないんだな。と思いました。

 

これが私が「死にたい」気持ちから一抜けできた瞬間でした。

 

それからのこと

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 私は「死にたい」気持ちから抜け出したとしても、特に「生きたい」と思えるようなこともなく、これまた宙ぶらりんな気持ちで暫く過ごしていました。

 

そんなとき、まさかの名言と私は出会います。

 

何のために生きればいいんだろう、なんても哲学的心情に浸りながら、私は大学時代のクレイジーな先輩(♀)とランチにいきました。

人生についての話になり、私はぼんやりと「やりたいこともないし死にたくないけど生きたくない」とか、なんとかこうとか言っていました。

 

その話を聞いて先輩は、

私は来世でイケメンに生まれ変わり、ジャニーズ事務所に入って女の子にキャーキャー言われまくるために、今世で徳を積みまくる。そのために今を生きている

とやたら具体的な来世への目標を語りました。

 

先輩から発せられた目標が輪廻転生を含むという壮大なスケールに驚きつつも、その発言が私のもやついた"何か"に響き、「生きたい」と思えるような気持ちの切り替えになったのです。

 

まぁ、あるかわからないけれど来世のために今世はいい行いをするか、と。

そのためにはまずは元気になろう。

そして自分が楽しい、頑張りたいと思える場所で誰かのためになるいい行いをしよう。

 

これらの流れで私は規則正しい生活、自分が本当は何がしたいのかを考えるようになりました。

 

記事の最後に

よく[ 自殺 やり方 ]とかで検索すると自殺した魂は救われないだとか書いてあります。

私は自殺してしまったらMAXうつ状態の嫌な感情をずっと味わい続ける羽目になるんだろうなと感じています。

 

もしかして、死んだら無になるかもしれないし、天国や地獄やあの世なるものがあるかもしれないので、本当のところは分かりませんが。

 

今あなたが死にたいなと思いつつ生きているのでしたら、この記事がなにかの参考になればと思います。

 

 

以上、今死にたい君へ、来世のために徳を積んでから死のう!

記事を読んでいただきありがとうございました。