理由が説明できないイライラを分析
こんにちは。
『君がいた丘』のミクニです。
この前、彼氏とケンカしました。
冷静に当時の振り返ると、私が一方的にブチ切れファイヤー状態になり、支離滅裂な破壊光線を彼氏にくらわせました。
女子あるあるですね。
なぜこんなことが起きたのか。
そう、私(♀)特有の感情論攻撃体制に入っていたからです。
そこで今回発生したケンカ内容から、なぜ感情論攻撃体制をとってしまうのかを分析してみました。
ここでいう感情論攻撃体制とは、
理由はうまく説明できないけれど、イライラむかつく。
理由はうまく説明できないけど、とにかく相手の言動行動が気に障る。
とにかく腹が立つ!!
といった状態のことです。
もしこんな状態になることが多い方がいましたら今回の記事は少なからず参考になると思われます。
ケンカの流れ
まず初めに、なぜケンカしたのかその流れについて紹介します。
※注意※ 私の発言が攻撃的です。
事の発端はこれでした。
ばなな
彼氏は毎朝バナナを会社に持っていき、出社後にオフィスでバナナを食べる朝バナナダイエットマンです。
ところが、持って行ったバナナが熟れはじめており、オフィスでバナナを食べようとしたときにとても食べにくかったそうです。
帰宅後に彼氏は私にこう言います。
彼氏「会社に持って行ったバナナが黒くなっててすごく食べにくかった。袋に3割引って書いてあったし、割引のバナナ買ったでしょ。定価のバナナ買ってほしいんだけど」
私 「最近バナナ140円代で高いんだよね(いつもは90円ほど)、それに熟れてるバナナのほうがおいしいじゃん」
彼氏「いやでも、コスパ悪いし」
ムカ。
わたくし、ここで得意の感情論攻撃体制スイッチが入ります。
以下、あれこれケンカ内容です。
~始 ~
私 「そのコスパの考え方がよくわからないんだけど」
彼氏「安いバナナを買って食べにくくなるよりも、定価のバナナを買って食べたほうが食べやすいし日持ちするし、コスパいいじゃん」
ムカムカ。
私 「バナナは熟れてからが美味しいじゃん。てかそもそも節約とか考えるつもりある?確かに私がうつ病になって休職したせいで家に入れられるお金少し減ったよ。だから私は近場のスーパー巡って安い食材や日用品買ったり、節約メニューを考えて料理したりしてるんだけど。それなのに家のお金で、彼氏くんは高い食材や洗剤買ったりしてるじゃん。ネチネチネチネチ・・・・」
彼氏「なんでバナナくらいでそんな怒るの?別にまだお金あるんだからいいじゃん」
ムカムカムカ。
私 「いやバナナだけじゃなく、お金あるんだからっていう考えが良くないと思うんだけど。お金あるからって無制限に使うのは違くない?ちゃんとお金の管理できてる?イライライライラ・・・・」
彼氏「無制限に使ってるわけじゃないよ。じゃあどうしたいの?」
ムカ着火ファイヤー!
私 「節約の事もっと考えて行動してよ!もうこれ以上話しても余計むかついちゃうから、もう寝るわ!」
~完~
ふて寝してる間、部屋の温度も低く寒いため頭が冷静になり、私はケンカ内容を振り返っていました。
バナナごときであんなになんで怒ってしまったのだろうか・・・・
別にあんなに彼氏を責める必要なかったのに・・・
そう、普段は私こんなにも攻撃的ではありません。(本当です)
精神が不安定だからといってしまえば簡単な言い訳になってしまいます。
そもそもこの怒りには複雑な怒りが混合した結果、爆発ということに気が付いた私は次の日、しょぼくれながらこの心理について分析をしました。
怒りを整理すると
バナナから始まったケンカ内容を図にするとこうなります。
彼氏はバナナの話をしているのに対し私はお金、うつ病、節約の話をふんだんに盛り込み会話を混乱させているのがわかります。
更にはこの後、ふて寝までかましてます。
なぜこうなってしまったのか。
それは、爆発しやすいタイミングの中(精神的不安定状態)でバナナが引き金となり、私が持つ複数の不安が爆発する現象が起きていたからです。
この現象の一番の問題は複数の不安を無意識に自分の中にため込んでいることにあります。
みなさんこんな考え方することはありませんか?
相手の行動が気に障るけどそこまで怒ることじゃないし、まあいいや。
相手のこんな習慣がムカつくけど、こんなことで文句言っても仕方ないしな。
私はよく上記のような考え方をしています。
臭いものには蓋をする思考です。
嫌なことは気にしないで忘れてしまったほうがよいという意見もあります。
しかし、こういう考え方が癖になっていると、自分にとって嫌なことを無意識に心に溜めているということがわかりました。
重要なのは無意識にということです。
私の場合
私の場合、無意識に溜めていた嫌なことはこれらです。
- うつ病であることを彼氏に指摘されること
- 私の退職によって以前より収入が減ったこと
これらの不安は私にとって自分でも触れたくないものでした。
果てしなく落ち込むので。
結果、不安はどんどん膨らみ私の中で複雑に絡み合うようになります。
これが説明できないけれど・・・・の大元です。
そして今回コンディションの悪い中、不安をピンポイントで刺激する言葉を彼氏に言われてしまい、満を期して爆発してしまったということです。
実に反省しております。
どうすればよいのか
私の怒りスイッチを自分で把握していないというのが問題であることがわかります。
これでは、彼氏は彼女が何故キレているか分からない、彼女は彼氏が察してくれない!というかみ合っていない状態になります。
そのため、私が考えうる怒りを抑える方法を紹介します。
今回実際利用した手作りワークシートで彼氏と対話してみました。
①日常生活で不満に思っていることを気付いたら書きだそう
私は無意識に不満を溜めてしまいがちです。
それは『こんなことぐらいでいちいち怒るのもめんどくさい』という臭い物に蓋をする思考の持ち主だからです。
しかし、ため込めばため込むほど怒りの原因がわからなくなるので、『あ、これ怒りの種になりそうだな』と思うものは気が付いたら書き出しましょう。
例えばこんな感じです。
②なんでそう思ってしまうのか考えてみよう
感情でも何でもいいです。
なんでそう思うのかを本心のまま書き出してみましょう。
③どうしてほしいのか具体的に考えよう
次に文句ばっかり言っていたら、相手は動いてくれないので相手にこう動いてほしいという要望を書いてみましょう。
④相手のコンディションがよさそうな時に、重要なオーラを醸し出して相談しよう
私の彼氏は携帯依存症なので片時もスマホを離さない輩です。
そんな態度だと自分の話聞いてくれないのでは?と思っていしまいますよね。
なので相手の前に立ちはだかり、正座をしてから自分の抱えている①~③の内容を相手に伝えます。
自分の意見を伝えたら相手にワークシートの下部分を書いてもらいます。
まさかのNGでした。
しかし、私はここで大きな収穫がありました。
彼氏がずっと家電やいろんなコンセントプラグをさしっぱにしている理由はコンセントの抜き差しがめんどくさいだけなのかと思っていました。
ですが、だらしなく見えるからコンセントプラグをさしっぱなしにしているという理由を知らなかったのでなるほど、とやけにすんなりと怒りが収まりました。
その後、彼氏と話し合いコンセントプラグの収納グッツを買い、だらしなく見えないようにする。
コンセントプラグは使わないときは外しておくという平和的合意内容で完結しました。
記事の最後に
怒るととんでもなくエネルギーを消費してしまいますよね。
とてもつらいことだと思います。
怒る前に怒りのきっかけに気付いて対策を!
以上、記事を読んでいただきありがとうございました。